スペインで3ヶ月以上の留学を検討されている方にとって、学生ビザの申請は避けて通れない重要なステップです。
しかし、書類の準備から大使館とのやり取り、申請の審査まで、スペインの学生ビザの申請は少し複雑….。ビザの取得がスムーズに進まないと、留学そのものに影響を与える可能性も。
この記事では、スペイン学生ビザの2024年最新版を詳しく解説し、ビザ発給拒否にならないための必須ポイントを押さえました。ぜひ参考にし、スペイン留学に向けた万全の準備をしましょう!
留学エージェントのサポートが安心!
スペインの学生ビザ申請は、ご自身で大使館へ行って手続きを行う必要がありますが、書類の準備は信頼できる留学エージェントにサポートを依頼することで、安心して進めることができます。
ヨーロッパ留学センターでは、語学学校をお申し込みいただいた方にビザサポートを無料でご提供しています。
また、ビザサポートのみのご依頼は2万円(税込)で承ります。まずはお気軽にご相談ください。
スペイン 学生ビザの種類
スペインの学生ビザは留学期間に応じて、以下のビザを申請する必要があります。
90日以内の留学:学生ビザ不要
観光ビザ(パスポート)で入国し、最大3ヶ月まで滞在可能です。短期間の語学留学や自由度が高いコースに参加されたい方におすすめです。
91日~180日の留学:短期留学査証(SSU)
学校に通う期間に応じてビザが発給されます。週20時間以上の授業にフルタイムで通うことが条件です。
181日以上の留学:長期留学査証(SLU)
滞在期間中に現地でビザの延長が可能。スペインでの長期滞在や、学位取得を目指す方に最適です。
スペイン 学生ビザ申請の必要書類
※ビザ申請に必要な書類や手続きは頻繁に変更される可能性があるため、必ず最新の情報を各国の大使館や領事館のウェブサイトでご確認ください。当サイトで提供する情報は、一般的な情報をまとめたものであり、個々のケースに合わせたアドバイスではありません。ビザの発給可否、およびビザ発給後のトラブルに関し、当社は一切の責任を負いかねます。
1. パスポートの原本とコピー
・滞在期間中に有効なパスポートを用意しましょう。
・スペイン入国より1年以上有効で、 滞在期間中をカバーする有効期限が必要です。
・ビザを貼るページと入国スタンプを押印するための最低2ページほどの空白が残っていることを確認しましょう。
・写真のページ、有効期限が更新された旅券の場合はその旨が明記されるページをコピーします。
2. 写真
・直近3ヶ月以内に撮影されたもので、白背景のものを使用します。
・写真のサイズは3.5cm x 4.5cm
・写真は申請書右上に貼付しますが、予備を1枚用意しておくと安心です。
3. ビザの申請書
・スペイン大使館の公式ウェブサイトからダウンロードし、必ず公式の申請書を使用します。
・スペイン語または英語で記入し、パスポートの情報は完全に一致させましょう。
4. 入学許可書の原本とコピー
・スペイン語の入学証明書で、認可された学校(セルバンテス認定校)にフルタイムで通うことが条件です。
・内容は留学期間、コース名、授業時間が明確に記載されている必要があります。
・受講期間は最低でも91日以上が必要です。
5. 経済能力を証明する書類の原本とコピー
・最低でも月900ユーロ(IPREMの1.5倍)の銀行残高証明書を準備します。日本語での証明書でも可能ですが、英語またはスペイン語のバージョンも併せて用意すると安心です。
・滞在中の宿泊費が前払いされたという証拠が提供された場合、その金額が差し引かれます。
用意する書類
a)銀行残高証明書。金融機関もしくは郵便局が発行したもの (押印されていないものは不可) 発行日から1ヶ月以内のもの。
b) 銀行や郵便局の直近3か月間の取引明細が記載された銀行通帳の該当ページと名義が記載されたページのコピー
申請者が経済的に扶養されている場合
c) 保護者名義の上記の書類と、申請者との関係を裏付ける書類(戸籍謄本など)
上記に加えて提出可能なもの
d) 直近3か月の給与明細・年金受給記録・報酬の領収書
f) 会社が留学に必要な費用を会社が保証する証明書
g) 奨学金の証明書
6.スペインの医療保険加入証明書の原本とコピー
・スペインの公的な、または民間の保険に加入している証明書が必要です。保険の種類、保険期間、補償内容などが明記されている必要があります。
・滞在予定期間全体がカバーされるもので、治療費や入院費などあらゆる医療保険の全額が支払われ、支払い限度額が無制限、日本への一時帰国費用もカバーしていることが条件です。
7.住民票の写しの原本とコピー
・発行から3ヶ月以内のものを用意しましょう。
8.宿泊証明の原本とコピー
・宿泊住所が明記されている必要があります。
・学校が斡旋する滞在先の場合は、学校発行の宿泊証明・入学許可証と1枚にまとめて記載があるものが提出可能です。
・賃貸契約を結ぶ場合は、契約書の原本とコピーを準備しましょう。
・家族や友人などの宿泊先の場合、現地スペインで滞在を受け入れる方の招聘状を公正証書にする手続きが必要となります。
9.航空券の予約確認書のコピー
・ご自身で航空券を手配される場合は、メールに送付される予約確認書を印刷して持参しましょう。
・180日以上の長期留学ビザを申請する場合は、片道の航空券の用意のみで大丈夫です。
10.渡航同意書(未成年の場合)
・未成年で単独、または片親のみと渡航する場合は、親または法定後見人の署名が必要です。
長期学生ビザ(SLU)の場合
長期学生ビザ(SLU)の場合、上記に加えてさらに追加書類が必要です。
11.健康診断書
・発行日より1ヶ月以内のものを提出しましょう。
・スペイン大使館・領事部より雛形を入手し、病院で医師が記入します。
・医師印(朱肉)及び病院印の両方が捺印が必ず必要となります。
・指定の病院はありませんので、事前に病院に対応が可能か確認してから受診しましょう。
12.無犯罪証明書
・過去5年間に居住した国々の警察当局が発行する無犯罪証明書が必要です。
・日本国以外の国で発行する場合、発行国の外務省による認証の手続きを行いましょう。通常、観光や短期留学の場合は証明書を取得する必要はありません。ワーキングホリデーで滞在していた場合で具体的な要件や免除があるかどうかについては、スペイン大使館に直接問い合わせることをおすすめします。
・無犯罪証明証の申請は、住民票の置いてある警察署の管轄となります。無犯罪証明書を取得する際に持っていく必要書類は以下のものです。
a) パスポート
b) 住民登録地が確認できる書類(住民票や運転免許証等)
c) 学校の入学許可書など
・発給までに2週間ほどかかります。また、日本国以外の無犯罪証明書が必要な場合、その国の外務省の認証の取得も含めてかなりの時間を要する可能性があります。早め早めに準備していきましょう。
スペイン大使館の事前予約
大使館でのビザ申請には事前予約が必要です。渡航の90日前から申請が可能となっており、ビザ取得にはしっかりとしたスケジューリングが不可欠です。
希望の日程で予約が取れない場合もあるため、余裕をもって早めに予約を済ませておきましょう。
大使館へ事前予約する方法
以下の情報をメールで emb.tokio.sc@maec.es に送付し、予約を行います。
• 氏名
• パスポート番号
• 学生ビザの種類(短期または長期)
• 希望する曜日
注意: 複数の手続きを行う場合、それぞれで予約を取る必要があります(例:ビザ申請とNIE番号申請)。家族で申請する場合も、人数分の予約が必要です。
詳しくは、スペイン大使館のWebページをご確認ください。
学生ビザが却下になる4つの例
スペイン学生ビザの申請は、細かな書類ミスや不備によって却下されるケースが多いです。以下のポイントに注意して、書類をしっかりと準備しましょう!
1. 書類の不足・記入漏れ
申請書類は完全に揃え、記入漏れがないか二度確認を行います。特にビザ申請書の記入ミスは却下の原因となります。記入漏れや不足書類がないか、事前にしっかりと確認しましょう。
2. 経済力証明書の不備
IPREM(約600ユーロ/月)の1.5倍以上である月900ユーロ以上の銀行残高を証明する必要があります。これは学生ビザ申請の最低基準です。都市によっては生活費が増えるため、用意するお金は多ければ多いほど安心です♪
3. スペインの医療保険加入
海外旅行保険ではなく、スペインの医療保険に加入していることが必要で、スペインの国民保険と同等のカバー内容を持つ民間保険に加入する必要があります。必要な補償内容をすべてカバーしている保険に加入しましょう。
4. 入学する学校の認可
スペイン政府に認可されたセルバンテス認定校へのフルタイム登録(週20時間以上)が必要です。学校が認可されていないことに気付かず、ビザが却下される方が多いです。まずは認可された学校かどうかを確認してから申し込みましょう。留学エージェントを使って留学準備・学校選びを行うと安心です。
ヨーロッパ留学センターの
ビザサポート
スペイン学生ビザ申請は専門的な知識と経験があると安心です。ヨーロッパ留学センターでは、申請プロセスをサポートすることで、ミスを防ぎ、ビザの取得成功率を高めます!
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